今でこそ多忙な日々を送るアインシュタインだが、その歩みは決して順風満帆なものではなかった。ピン芸人として活動していた稲田と、別のコンビで汗を流していた河井。年下の河井が兄貴分のように稲田を温かく見守り、満を持して結成に至ったエピソードは、ファンの間では有名な話だ。
厳しい下積み時代を経て、吉本興業の劇場でじわじわと頭角を現した彼らは、関西のお笑いシーンを牽引する存在へ。独特の悲哀を笑いに変える稲田のボケと、愛のある容赦ない河井のツッコミは、過酷なライブハウスの舞台で磨き抜かれた本物の技術に裏打ちされている。