若年層の県外流出に歯止めをかけ、地域経済を活性化させる——。富山県(自治体)と富山労働局による官民一体のサポート体制は、かつてないほど強固になっている。富山県知事(新田八朗)も若者の定着支援とUターン促進策を強力に推進しており、その施策の柱として機能しているのが「とやま就職キックオフプロジェクト」だ。
行政が全面バックアップするこの施策では、単に仕事を紹介するだけでなく、県内での暮らしやキャリア形成まで見据えた手厚い伴走型支援を提供している。奨学金返還支援制度を導入する地元企業への補助金交付など、若者が富山で働き続けるための環境整備は急速に進む。行政の本気度が、企業の採用意欲と求職者の安心感を力強く後押ししている格好だ。