マンボウサービスは単なる休暇制度ではない。構造化されたプログラムだ。
第一段階は「アセスメント」である。産業医や保健師との面談を通じて、従業員の状態を詳細に把握する。ストレスチェックの結果、勤怠状況、業務負荷などを総合的に評価し、支援の必要性を判断する。
承認されると、従業員は通常業務から一時的に離れる。ただし完全に会社と断絶するわけではない。週に1〜2回程度、専門カウンセラーとのセッションが設定される。認知行動療法やマインドフルネスなど、エビデンスに基づいた手法が用いられる。
段階的な職場復帰サポート
重要なのは復帰プロセスだ。いきなりフルタイム勤務に戻すのではなく、段階的に負荷を上げていく。最初は週3日、1日4時間からスタートし、様子を見ながら徐々に通常勤務に近づけていく。
人事コンサルタントの山田美香氏は指摘する。「急な復帰は再発リスクを高める。マンボウサービスの成功は、この段階的復帰プログラムにかかっている」