ふたりの接点が生まれたのは、舞台演劇の現場だった。真摯に作品に向き合うなかで意気投合し、演技に対する深い情熱や感性を共有したことが、交際へ発展する大きなきっかけとなったという。当時、すでに数々の経験を積んでいた奥菜に対し、木村もまた若手実力派として揺るぎないポジションを確立しつつあった。
舞台の稽古場や楽屋での会話を通じて距離を縮めたふたりは、仕事上の良き理解者から、次第に人生を共に歩むかけがえのないパートナーへと変わっていった。周囲の視線や厳しい芸能界の環境を前にしながらも、二人三脚で育んできた愛は一歩ずつ確固たるものへと育っていったのだ。