ネットの検索サジェストで頻繁に浮上する「徳光正行 5時に夢中 降板理由」というキーワードですが、ここには事実の混同と現場特有の事情が存在します。徳光正行が長年メインを務めていたのは、TOKYO MXの朝番組『TOKYOモーニングサプリ』や夜の生放送『ゴールデンアワー』であり、夕方の看板番組『5時に夢中!』のレギュラーMCを務めていたわけではありません。彼が同局の帯番組から段階的に退くことになった実質的な理由は、局側の番組リニューアルに伴う編成方針の変更と、キャスティングの若返り戦略によるものでした。
しかし、MXでのキャスター経験と彼の最大の武器である「狂気的なプロレス愛」が融合した結果、彼はプロレス界において替えの利かない地位を確立しました。特技に「チョークスリーパー」を掲げ、選手たちの歴史や技の系譜を完璧に把握している徳光氏の司会進行は、コアなファンや業界関係者から極めて高い信頼を得ています。プロレス専門チャンネル「FIGHTING TV サムライ」や団体の記者会見、記念イベントにおける彼のトークは、父譲りの滑らかな美声と相まって、いまや格闘技・プロレス興行におけるトップクラスのファシリテーターとして重宝されています。