舞台芸術・演劇の公演において、オレンジホールは四国屈指の上演実績を誇る。劇団四季をはじめとする大型ミュージカルや本格的なストレートプレイでは、役者の表情変化と舞台奥の奥行き表現をいかに捉えるかが鑑賞体験の質を分ける。
ミュージカル鑑賞におけるベストポジションは、1階席7〜12列目の中央寄りだ。プロセニアムアーチ(舞台開口部)全体が視野に綺麗に収まり、役者同士の立ち位置や照明の陰影を立体的に把握できる。演者の細かな視線の動きや涙のきらめきまで余さず追いたい場合は、8倍から10倍程度のオペラグラスを準備しておくと安心だ。
舞台上の大道具転換や群舞のダイナミズムを堪能したいなら、あえて2階席前方を選ぶファンも少なくない。上からのアングルによって舞台フロア全体の幾何学的な動きが浮かび上がり、1階席前方では気づけない総合芸術としての美しさを堪能できる。