彼女の本当の凄みは、一度頂点を極めたアーティストが、10年の時を経て再び完全なる頂点へと返り咲いた点にある。その爆発点が2008年にリリースされたベストアルバム『BEST FICTION』だ。
「60s 70s 80s」などのヒット曲を擁したこのアルバムは、150万枚を超える大ヒットを記録。10代、20代、30代のそれぞれでミリオンセラーを達成するという、日本の音楽史上初の快挙を成し遂げた。かつてのアムラー世代だけでなく、新たな十代のファンを獲得したこの時期こそ、アーティストとしての完成度における「第二期全盛期」とする声は極めて多い。