2007年夏に土曜11時枠で放送されたドラマ『ライフ』は、すえのぶけいこによる累計発行部数1000万部超の大ヒット少女漫画『ライフ』(講談社『別冊フレンド』連載)を実写化した作品です。高校内で繰り広げられる苛烈ないじめと、それに屈せず立ち向かう主人公の姿を圧倒的な熱量で描き出し、当時の視聴者に凄まじい衝撃を与えました。
劇中で発せられた「おめーの席ねぇから!」という象徴的な台詞は、放送から長い年月が経過した現在でもネットミームや名言として語り継がれています。ドラマ版は全11話で構成され、原作漫画がまだ連載中だった段階で制作されたため、ストーリー終盤からラストにかけてはドラマオリジナルの展開が多く盛り込まれました。
最終回では、主人公・椎葉歩(北乃きい)を徹底的に追い詰めていたクラスの中心人物・安西愛海(福田沙紀)の嘘や策略が全校生徒の前で白日の下に晒されます。孤立した愛海は精神的に追い詰められ、学校のベランダから身を投げようとしますが、歩が体を張ってその腕を掴み引き止めます。「生きることから逃げないで」と訴える歩の気迫に圧倒された愛海は崩れ落ち、いじめグループは完全に解体。歩は心を通わせた親友の羽佐間廉や薗田優樹らと共に前を向いて歩き出すという、希望と覚悟に満ちた結末を迎えました。