ガクサーは、時代の熱気を映し出す鏡のような存在である。かつてのバブルの残り香、渋谷ギャル男カルチャーの全盛、そして現在のSNSインフルエンサー時代に至るまで、若者の承認欲求と繋がりの場を提供し続けてきた。
個人の発信力がかつてないほど強まった現代において、わざわざ集団に属してイベントを企画する意味合いは問い直されている。単なる「派手な集まり」は淘汰され、真にスキルが得られるコミュニティや、透明性の高いソーシャルビジネスを行う団体だけが生き残る時代へと突入した。
若者のエネルギーは諸刃の刃だ。正しい方向に導かれれば社会を変える大きな原動力となり、歪んだ方向へ向かえばトラブルの源泉となる。ガクサーという文化が今後どのように進化し、どのような若い才能を世に送り出していくのか。その変遷を見守る必要がある。