ローストとは?ベイクやグリルとの決定的な違いと基本調理法

ローストとは?ベイクやグリルとの決定的な違いと基本調理法

ローストとは?ベイクやグリルとの決定的な違いと基本調理法に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

西洋料理における料理用語ロースト意味は、「オーブンや直火の熱風を利用し、食材の表面に油脂を補いながら乾燥熱でじっくり焼き上げる調理法」を指します。フランス料理では「ロティ(rôtir)」と呼ばれ、主に肉や大型の根菜類を塊のまま加熱する技法として体系化されてきました。

家庭料理や外食で混同されやすいのがローストとベイクの違い、そしてローストとグリルの違いです。英語圏の調理科学(Culinary Science)では、加熱媒体と食材の物性によって厳密に区分されています。

調理法熱の伝わり方と主な温度帯対象となる食材仕上がりの特徴・調理の目的ロースト(Roast)対流熱・放射熱(140℃〜220℃)牛・豚・鶏の塊肉、丸ごとの野菜、豆類外側をメイラード反応で香ばしく焼き、内部の肉汁を閉じ込めて凝縮させるベイク(Bake)間接的な対流熱(160℃〜200℃)パン生地、ケーキ、クッキー、グラタン液状や不定形の生地に熱を通し、デンプンの糊化や膨張によって構造を固めるグリル(Grill)直接的な放射熱・強火(230℃以上)ステーキ肉、切り身魚、薄切り野菜網の上などで下や上からの直火を当て、短時間で強い焼き目と燻煙香をつける

ローストとベイクは同じオーブン庫内で調理されるケースが多いものの、「食材そのものが元から形を持っているか(ロースト)」、「熱によって構造が固まる粉物やペーストか(ベイク)」という点が大きな分かれ目です。また、グリルは網焼きのように熱源が極めて近く、短時間で焦げ目をつける調理を指します。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。