日本においては、明治時代に24時間制と12時間制が導入されて以来、公式な書類や交通機関では24時間表記(13時、22時など)が根強く支持されてきた。一方で、日常生活では「午前9時」「午後8時」といった表現が自然に使われている。
英語圏の表記法がそのまま直輸入されたデジタルデバイスの画面では、日本語の「午前/午後」ではなく「AM/PM」と素っ気なく表示されることが多い。この英語表記への慣れと無意識の思い込みが、現代の多忙な日本人にとって知らぬ間に認知負荷を与えているのではないか、と心理学者たちは指摘する。