この収録において最も語り草となっているのが、SMAPメンバー5人に対する徹底した情報統制です。メンバーには「通常のビストロSMAPの収録」としか知らされておらず、本番直前までスタジオ周辺には厳戒態勢が敷かれていました。
キッチンセットの奥からマイケル・ジャクソンが姿を現した瞬間、メンバーのリアクションはバラエティのリアクション芸を超えた「完全な硬直」でした。
普段は冷静沈着な木村拓哉は、目を丸く見開いたまま後ずさりし、呼吸を忘れたように呆然と立ち尽くしました。マイケルの熱烈なフォロワーであり、自身のソロコーナーなどでダンスを完コピしていた香取慎吾は、憧れの存在を前に言葉を失い、その場で固まる姿がカメラに収められています。リーダーの中居正広もMCとしての進行を完全に忘れ、「ちょっと待って……本物ですか?」と動揺を隠せませんでした。
マイケルは緊張するメンバー一人ひとりと温かく握手やハグを交わし、「You are very cool(みんな本当にかっこいいよ)」「I love you」と穏やかな声で語りかけました。香取が即興でマイケルの代表的なダンスポーズを披露すると、マイケルは破顔一笑して拍手を送り、スタジオは感動と興奮に包まれました。