1968年、彼は第8回参議院議員通常選挙に出馬し、全国区でトップクラスの得票を集めて参議院議員に当選する。政界進出後もその歯に衣着せぬ物言いは変わらず、派閥政治や保身に走る政治家たちを一喝し続けた。権力に擦り寄ることなく、常に市井の庶民と同じ目線で怒り、笑い、語りかける姿勢を貫いた。
雑誌『週刊プレイボーイ』で連載された伝説の人生相談「極道辻説法」には、若者からの切実な悩みが殺到した。学歴コンプレックス、不倫、性、生きる意味――どんな生々しい告白にも、彼は逃げずに真っ向から向き合った。飾らない本音の言葉で魂を揺さぶるその対話は、現代のSNS社会では決して味わえない、血の通った人間同士の真剣勝負そのものだった。