「一度かゆみが出ると、気になってさらにシートを頻繁に替えるようになる。これが最悪のループです」と、都内の婦人科医は指摘する。シートの摩擦や、剥がす際の粘着剤の残り、さらには香料による刺激が、弱った皮膚をさらに痛めつける。
肌のバリア機能が低下すると、普段は何でもないような刺激に対しても過敏に反応するようになる。ニオイが気になるからと香料付きのシートを選び、それがさらなる炎症を呼び、結果として分泌物が増えてまたニオイがきつくなる。この悪循環を断ち切るには、まず「シートを貼るのが当たり前」という固定観念を捨てる必要がある。