今回の騒動の根底にあるのは、販売形態と賞金構造の細かな見直しだ。現在流通している回号では、上位等級の賞金アピールを高める一方で、中間等級の当せん本数が再編された。この調整が、熱心な購入者層に「これまでと当たり心地が違う」という強烈な違和感を与えたことが発端となっている。
公表データによれば、法令で定められた還元率そのものに不正な変更はない。しかし、当せん金の配分バランスが上位に偏ったことで、小額当せんをコツコツ当てて再投資していた層にとっては、体感的な当せん確率が著しく低下したように映った。数字の設計と買い手の体感とのズレが、大きな波紋を生んでいる。