自治体から発令される防災情報の中で、「警戒レベル4:避難指示」が出されても「自分は大丈夫」と自宅に留まり、手遅れになるケースは後を絶たない。しかし、豪雨の中や夜間の冠水道路を移動することは命がけの暴挙だ。
防災の専門家が強く訴えるのは、結果的に被害が出なかったとしても「空振りで良かった」と捉える「タイムライン型避難」の実践である。高齢者や乳幼児がいる家庭では、警戒レベル3の段階で明るいうちに親戚宅や避難所へ移動を終えておくことが鉄則となる。行政からの通知を受動的に待つのではなく、自らのハザードマップと照らし合わせて主体的かつ早めに退避する姿勢が生存率を高める。