チェリーの登場シーンは、大きく分けて「日常パート」と「霊的トラブルパート」に分類できる。
日常パートでは、あたるやラムの周囲で起こる騒動に対して、チェリーが冷静にツッコミを入れたり、逆にボケたりする。特に、あたるがラムに振り回される様子を傍観しつつ、時折核心を突く発言をする姿は、視聴者に「チェリーは実は全てお見通しなのでは」と思わせる。旧アニメ版では、チェリーが学校の教師のような立場で登場することもあり、その存在感は抜群だった。
霊的トラブルパートでは、チェリーの本領が発揮される。例えば、幽霊が出る屋敷に皆で泊まりに行くエピソードでは、チェリーが霊と直接交信したり、除霊を行ったりする。しかし、その能力が万能というわけではなく、時には失敗したり、霊に騙されたりすることもあり、そこがまた人間味があって面白い。
新アニメ版では、チェリーの登場シーンがよりコンパクトにまとめられ、テンポよく物語に組み込まれている。特に、あたるとチェリーの掛け合いは、山口勝平氏の一人二役による絶妙な間合いで、新たな魅力を生み出している。