改札を抜けて虹の橋を渡ると、目と鼻の先に「駅前不動産スタジアム」の雄姿が現れる。Jリーグ・サガン鳥栖のホームスタジアムであり、駅から徒歩数分という圧倒的な近さは全国のサッカーファンから羨望の目を向けられる絶景だ。マッチデーになれば、駅周辺は鮮やかなサガンブルーのユニフォームを着たサポーターで埋め尽くされる。
かつて世界最高峰の元スペイン代表、フェルナンド・トーレス選手がこのピッチに立った際、スタジアムを取り巻く熱気は絶頂に達した。彼が残したレガシーは今もチームに根付き、スタジアムと駅が一体となった都市デザインは、スポーツを軸としたまちづくりの世界的モデルケースとして機能している。