では、ヘルプの会話で指名や売上を伸ばすための極意とは何か。第一の原則は「徹底的に担当を立てる」ことだ。姫が求めているのは、あくまで担当ホストとの特別な時間である。ヘルプが自分自身をアピールしすぎるのは本末転倒だ。
神対応と呼ばれるトップホストの会話術には、共通するパターンがある。例えば、「〇〇(担当名)さん、裏でもずっと〇〇ちゃんの話してますよ」「あんな楽しそうな表情の〇〇さん、僕も久しぶりに見ました」といった、担当の裏側の好意を自然に伝えるフレーズだ。これにより、姫の自己肯定感と担当への愛着は一気に跳ね上がる。
さらに、場を盛り上げる即効会話術として「共感と質問の7:3ルール」がある。自分の話は3割に抑え、7割は姫のリアクションを引き出す質問に費やす。話を聞きながら適度な頷きと肯定を挟むことで、姫は「この卓は居心地が良い」と感じ、シャンパンの注文や滞在時間の延長につながっていく。