ここからは、誰でも迷わずに立体感のある鼻を描き上げるための実践的な鼻の書き方簡単ステップを解説します。複雑な解剖学を噛み砕き、デジタル・アナログ双方で即使えるワークフローです。
ステップ1:眉間から鼻先までの「くさび型」を薄い色で配置する
いきなり黒いペンで描くのではなく、下描き段階で眉間から鼻先へ向かう台形または三角錐のアタリを置きます。この際、鼻先が位置する「正中線」が曲がっていないかを最優先で確認します。
ステップ2:鼻先の下にできる「落ち影」を三角形で置く
鼻を立体として成立させる最大の鍵は、鼻そのものの線ではなく「鼻先の下に生じる影」です。光源が上にある場合、鼻頭の直下に小さな下向きの三角形を置くだけで、視覚的に鼻の高さが脳内で補完されます。
ステップ3:鼻孔(鼻の穴)を点または細いスリットで添える
鼻孔を黒い丸で大きく描くと、いわゆる「豚鼻」になり魅力が激減します。影が最も濃くなる小鼻のキワに、ごく細い線や点をチョンと置く程度に留めるのがプロの現場における共通認識です。
ステップ4:ハイライトと血色感を加えて馴染ませる
仕上げとして行う鼻の影の付け方詳細まとめにおいて不可欠なのが、光のコントロールです。そして鼻のハイライト入れ方のコツは、「鼻筋全体に一本の白い棒を引かない」ことにあります。ハイライトは「鼻根(目と目の間)」と「鼻先」の2箇所に小さく点状に置き、その間をあえて抜くことで、自然な光沢と上品な立体感が生まれます。最後に鼻先へほんのり彩度の高いオレンジやピンクの血色を乗せることで、キャラクターの肌に生命感が宿ります。