現在、ストリートやビジネスシーンを席巻しているのが、ニューヨークやロンドンを発祥とするクラシックバーバーのムードだ。フェードカットやスリックバックといった整髪料でビシッと固めるスタイルが定着した結果、巡り巡って矢沢永吉のヘアラインに行き着いたのは必然かもしれない。
「最近の若いお客さんが持ってくる写真に、80年代や90年代の矢沢さんのショットが増えている」と都内の実力派バーバーのオーナーは明かす。トレンドがどれほど移り変わろうとも、頭部の骨格を美しく見せる黄金比率は変わらない。矢沢の髪型は、まさにその骨格美を極限まで計算し尽くしたデザインなのだ。