フェフ姉さんの歩みを語るうえで、絶対に欠かせない存在がいる。常に隣で冷静沈着に寄り添い、絶妙な合いの手を入れていた多田瑞貴(多田さん)だ。二人の飾らない友情とテンポの良い掛け合いは、数多くのファンを魅了してきた。
激動の年月を経た現在も、二人の絆は揺らいでいない。多田瑞貴自身もまた、トリマーとしての夢を追いかけ、自身の人生を着実に切り開いている。リングに向かうフェフ姉さんの一番近くでタオルを握り、試合前には静かに背中を叩く。お互いの選んだ道を尊重し合いながら支え合う二人の関係性は、大人になった今だからこそ、より深遠で強固なものとなっている。