せいやの歌はなぜプロ級に上手い?鬼レンチャンとサザン絶賛の理由

せいやの歌はなぜプロ級に上手い?鬼レンチャンとサザン絶賛の理由

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では、専門的なボイストレーニングを本業としていないはずのせいやが、なぜこれほどまでにハイレベルな歌を歌いこなせるのでしょうか。その秘密は、以下の3つの要素に集約されます。

1. 桑田佳祐のものまねから獲得した「咽頭腔・鼻腔の共鳴テクニック」

せいやの代名詞とも言えるのが、サザンオールスターズの桑田佳祐のものまねです。学生時代からサザンに心酔し、日常的にその節回しをトレースし続けた結果、彼は無意識のうちに声帯を痛めずに太く抜けるミックスボイスと共鳴のポジションを身体に染み込ませました。桑田佳祐独特のハスキーで粘りのある発声は、喉を開きつつ鼻腔と口腔を巧みに響かせる高度な発声法を要します。これを長年探求したことが、どのような楽曲を歌う際にもブレない強靭な発声基盤となっています。

2. 苦しさを感じさせない天性のハイトーンボイスと音域の広さ

せいやの歌声を語る上で外せないのが、高音域における突き抜けるようなハイトーンボイスです。男性ボーカリストにとって難関とされるmid2G(ソ)〜hiA(ラ)、さらにはそれ以上の高音域に達しても、喉を締め上げることなく豊かな響きを保ったまま発声することができます。これは裏声と地声の境目を滑らかに繋ぐ技術が自然に身についている証拠であり、Official髭男dismやMrs. GREEN APPLEなど、現代の超高難度ポップスを歌いこなせる原動力となっています。

3. 昭和歌謡曲の膨大なライブラリがもたらす「絶対的な音色感と情緒」

テレビ番組やラジオでも度々披露される通り、せいやは昭和歌謡やフォークソング、平成初期のJ-POPに対する造詣が極めて深いことで知られます。自著やインタビューでも語られているように、幼少期から昭和のメロディに親しみ、歌詞の一行一行に込められた情感を味わい尽くしてきました。ただ音程をなぞるだけの「カラオケの上手い素人」と彼が一線を画すのは、歌詞の情景を声のトーンや母音の減衰で描き分ける表現力を備えているからです。

木村 陽翔
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木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。