ネット上のQ&AサイトやSNSを観測すると、この「中村蒼=ビルド説」がいかに根深く浸透しているかが浮き彫りになります。Yahoo!知恵袋や大手掲示板では、放送終了から何年が経過しても定期的に次のような投稿が投下されています。
「日曜朝にやっていた仮面ライダービルドの主演って、朝ドラ『エール』に出ていた中村蒼さんでしたよね?」「中村蒼くんと犬飼貴丈くん、顔が似すぎていてビルドの再放送を見るまでずっと中村くんだと思っていました」といった声が散見されます。
さらにX(旧Twitter)上でのリアルタイムな視聴者のリアクションを分析すると、ドラマのキャスト発表があるたびに「犬飼貴丈が出ていると思ったら中村蒼だった」「中村蒼を久々に見たらビルドの戦兎にしか見えない」といったポストが数千件規模で拡散されています。驚くべきは、「中村蒼が特撮出身であること」を疑いもせず前提として語るユーザーが一定数存在している点です。これは単なる個人の勘違いを超え、大衆の記憶構造に生じたシステマティックな錯覚と言えます。