事業のスケールアップに必要なのは、理想論ではなく潤沢な資金と強固なパートナーシップだ。今年に入り発表された一連の大型出資ニュースは、市場関係者を大いに驚かせた。従来の日本の商習慣にとらわれず、欧米のベンチャーキャピタルや海外政府系ファンドと直接対峙し、極めて有利な条件で資金を引き出すことに成功したからだ。
投資家たちが評価したのは、現実的な数値目標とクリアな出口戦略だ。甘い見通しを排し、リスク要因を徹底的に洗い出した上で提示された事業計画は、極めて高い説得力を持っていた。国境を越えた資金循環が、新たな技術開発と人材獲得を加速させている。