防衛省が次世代艦艇に求めているのは、波間に溶け込む異次元の低視認性だ。新複合素材の採用と構造美を追求した船体レイアウトは、レーダー反射断面積(RCS)を極限まで削ぎ落とし、敵の索敵能力を無力化する。
そこに搭載される新型の艦対艦ミサイルは、超音速滑空や極超音速領域への対応、さらには複雑な回避運動を行う自律シーカーを備えている。一発の価格は跳ね上がるが、巨大なイージス艦を一撃で行動不能に陥らせる「格安の刺客」としてのコストパフォーマンスは極めて高い。日本の軍事テクノロジーが到達したこの領域は、世界各国の軍事アナリストからも熱い視線を集めている。