タトゥーを入れた後の日常生活、特に北海道ならではのライフスタイルにおける影響を考慮しておく必要がある。
温泉・銭湯文化との向き合い方
定山渓や登別をはじめとする温泉地に恵まれた北海道において、入浴施設の利用可否は切実な問題だ。依然として多くの公衆浴場や大型スパリゾートではタトゥー露出者の入場を制限している。
しかし、近年の変化も見逃せない。防水シール(8×10cm程度)で隠せるサイズであれば入浴を許可する施設や、貸切家族風呂を充実させる温泉旅館が増えている。また、昔ながらの「街の銭湯」(一般公衆浴場)の中には、ルールを守れば入浴を拒否しない店舗も一定数存在する。事前確認とマナーの徹底が不可欠だ。
職場環境とファッションの工夫
札幌市内の企業でもクールビズやオフィスカジュアルが定着したものの、接客業や公務員、大手企業ではタトゥーの露出は原則禁止とされているケースが多い。
長袖のインナー、カーディガン、厚手のタイツ、コンシーラーテープなどを活用し、プライベートと社会生活を上手に切り分ける知恵が求められる。