地域住民からの信頼は厚い。取材班が学区内を歩くと、朝の登校時間帯にはボランティアの地域住民が交差点ごとに立ち、子どもたちに温かい声をかけている光景に出会う。「一小の生徒は挨拶がしっかりできる」と近隣の高齢者は笑顔を見せる。東京都東久留米市の中でも伝統ある校風を守りつつ、家庭と地域社会、そして学校が三位一体となって子供たちを見守る基盤がしっかりと確立されている。
一方で、保護者が最も気にする「学習面の評判」についても探った。校内は落ち着いた雰囲気が保たれており、低学年から高学年まで落ち着いて授業に取り組む姿が印象的だ。今、初等教育に求められる「自発的な学び」を促す工夫が随所に見られ、単なる知識の詰め込みではない、対話を中心とした授業スタイルが定着している。学区周辺は静かな住宅地が広がり、公園や湧水群など豊かな自然にも恵まれているため、子育て環境としては極めて恵まれた部類に入る。