2010年代前半のグラビア界は、王道の清楚系ロングヘアやAKB48グループに代表される親しみやすさが主流を占めていました。その硬直化したトレンドに風穴を開けたのが、でんぱ組.incのメンバーとして活動していた最上もがの水着グラビア経歴です。二次元から抜け出してきたかのような中性的なビジュアルと、豊かな曲線美を持つ引き締まったボディラインのコントラストは、瞬く間に編集部やクリエイターたちの注目を集めました。
特に『週刊ヤングジャンプ』の表紙に単独抜擢された際、漫画誌の読者層に与えたインパクトは絶大でした。アキバカルチャー発のアイドルが青年誌の看板を背負うという異例の展開は、オタク層のみならず一般層へ彼女の知名度を一気に押し上げる契機となります。金髪ショートという記号性を持ちながら、蠱惑的な女性らしさを同居させたその佇まいは、まさに唯一無二のアイコンとして君臨しました。