昭和から平成にかけて店舗を利用していた世代にとって、忘れられないのがイオンの前身であるジャスコ時代のテーマソングです。当時の代表曲「ジャスコで逢いましょう」は、作詞を岡田冨美子氏、作曲を数々の歌謡曲ヒットで知られる名匠・林哲司氏が手掛けた昭和歌謡史に残る名曲でした。
当時の楽曲は、百貨店文化の華やかさを色濃く残す「お出かけスポットとしての商業施設」を想起させるドラマチックなメロディラインが特徴でした。CMソングとしても大量にオンエアされ、家族で休日に訪れるデパートのようなワクワク感を象徴していました。
一方、現在のイオン体制へ移行してからの楽曲は、より日常の生活密着型・機能性重視のジングルへと進化を遂げています。過度なドラマ性を抑え、価格の魅力や曜日ごとのイベント情報をスマートに伝える実用的なサウンドへとシフトした点に、流通カルチャーの変遷が見て取れます。