彼女のキャリアを辿ると、ビジュアルの変化は役柄の幅の広がりに伴って段階的に起きてきたことが解る。デビュー当時の純朴な少女役から始まり、数々の代表作で確固たる地位を築いた。中でもTBSテレビで放送され大ヒットを記録したドラマ『私の家政夫ナギサさん』で見せた姿は、多くの視聴者に強いインパクトを与えた。
同作での多部未華子は、仕事に奮闘する等身大の働く女性を魅力的に演じた。明るく華やかなスタイリングとナチュラルなメイクは、彼女の持てる魅力を最大限に引き出し、「一気に垢抜けた」「美しさに磨きがかかった」と大反響を呼んだ。上質なヒューマンドラマの中で輝く彼女の表情は、年齢とともに成熟した女性の美しさをストレートに物語っていた。