ニューヨークという街は、パパラッチの執拗な追跡で知られる世界屈指の過酷な環境だ。多くのハリウッドスターやスポーツ選手がプライベートを暴かれる中、松井氏の妻に関する情報は完璧に守られ続けた。その理由は、彼らが選択した生活様式にある。
松井氏は現役時代から、自宅周辺でのメディア対応を一切拒否し、公私の境界線を極めて厳格に引いていた。また、妻自身もヤンキースの選手夫人の集まり(ワイブズ・クラブ)などの公的なチャリティ活動には参加しつつも、メディアのカメラが回る場所からは常に一歩引いた位置を保っていたという。地元ニューヨークのメディア関係者も、「マツイの家族に対するプロテクトは完璧だった」と舌を巻くほどだ。