インターネット上でまことしやかに囁かれる「ジンタ死亡説」は、結論から言えば明確な誤認です。沖縄美ら海水族館を運営する沖縄美ら島財団の最新飼育記録によると、オスのジンベイザメであるジンタは1995年3月の搬入から数えて飼育31年目に突入しており、自身が持つ世界最長飼育記録を日々塗り替え続けています。
搬入当初は全長4.7メートルほどだった体躯は、現在では全長約8.8メートル、体重約6トンにまで成長しました。メインスポットである「黒潮の海」大水槽(深さ10メートル、幅35メートル、奥行き27メートル)では、今も毎日決まった給餌時間に立ち泳ぎをしながら大量のオキアミを海水ごと吸い込む豪快な姿を披露しており、訪れた観光客から感嘆の声が上がっています。
現場の飼育スタッフへの取材報道や財団の定期レポートを追うと、日々の採血やエコー検査、ダイバーによる目視観察が徹底されており、高齢期に入りつつあるジンタの健康状態は極めて厳重にモニタリングされていることが分かります。動きが極端に鈍くなったり遊泳ルートに異変が生じたりした形跡はなく、ジンタ自身の命に直結するような異変は起きていません。