近代フットボールのスピード化と、それに伴う試合数の増加は、選手たちの肉体を限界まで削り取っている。特にヨーロッパのトップリーグでプレーする日本人選手たちは、移動による長距離移動と時差ボケという二重のハンデを背負いながら戦っているのだ。チャンピオンズリーグの過酷なトーナメントを戦い抜いた疲労が、この重要な時期に一気に筋肉系のトラブルとして噴出した形だ。
ある関係者は「休養が絶対的に不足している」と警鐘を鳴らす。オフシーズンが実質的に消滅し、商業的なプレシーズンツアーが乱立する現代において、トップアスリートの肉体は悲鳴を上げ続けている。