ネットや雑貨店で購入したお気に入りの市販品について、「本当に薬局に持参して受け付けてもらえるのか」と不安を感じる方もいるはずです。
結論から言えば、市販のお薬手帳は全国どこの調剤薬局や病院でも問題なく使用できます。厚生労働省が定める規定において、お薬手帳の表紙デザインに関する制限はありません。ただし、医療安全を守るために以下の3つの基準を満たしている必要があります。
- サイズが標準規格(A6判)であること:調剤薬局で発行される調剤情報シールは「A6サイズ(文庫本サイズ)」に貼ることを想定して印刷されます。極端に小さいメモ帳や大きすぎるノートはシールの貼り付けに支障をきたすため避けましょう。
- 緊急連絡先やアレルギー歴の記入欄があること:氏名・生年月日・血液型に加え、過去に起こした薬のアレルギーや副作用歴、既往歴を記入できるページが備わっている手帳を選びます。
- 1人につき1冊にまとめること:デザインがかわいいからといって「病院ごとに手帳を分ける」「科目別に使い分ける」のは危険です。複数の手帳に分かれると、薬剤師が薬の重複投与や危険な飲み合わせ(相互作用)をチェックできなくなります。
薬局の受付で処方箋を出す際、自分で用意した手帳を差し出し「こちらに貼ってください」と伝えるだけで、薬剤師は通常通りシールを貼って調剤履歴を管理してくれます。