記憶に新しいNetflix世界配信ドラマ『さよならのつづき』でも、坂口は心臓移植という重い医療テーマを内包したキャラクターを繊細に演じ分けた。傷を抱えた人間の内面を表現するために、食事制限や徹底したメンタルの追い込みを行うことでも知られる彼のアプローチは、業界内でも高く評価されている。
役に憑依するタイプの俳優だからこそ、作品ごとに別人のような陰影をまとう。頬がこけ、どこか儚げな空気を纏うその姿を目撃したライト層が「病気療養中なのではないか」と早合点してしまったことが、ネット上での検索ボリューム急増に拍車をかけた格好だ。