連載から20年以上が経過した現在でも、ネットコミュニティやSNS上では、彼女の南空ナオミ 死亡シーンに対する言及が後を絶ちません。単行本第2巻に収録されたエピソードでありながら、読者アンケートやファンの振り返り企画において、常に「最も背筋が凍った場面」として挙げられます。
5chやX(旧Twitter)などで交わされるファンのリアルな声を抽出・分析すると、主に3つの視点に集約されます。
- 「時計を見る夜神月の表情がトラウマ」:偽名が暴かれ、デスノートの発効時間である40秒をカウントダウンする月の邪悪な笑み。「なぜ時計を見るのか」と尋ねるナオミに対し、「キラだからだ」と言い放つ瞬間の冷酷さに戦慄したという声。
- 「救いようのない絶望感」:小雨が降る中、虚ろな目をしたナオミが雪の降る人気のない路地へ一人歩み去っていくシルエット描写。アニメ版で追加された首吊り台へ向かう階段の幻影演出とともに、「これ以上の絶望的な退場はない」と語り継がれています。
- 「ヒロインになり得た知性への追悼」:単なる被害者ではなく、論理的思考で月をギリギリまで追い詰めたキャラクターだったからこそ、敗北したときの理不尽さと喪失感が際立つという意見。
読者が感じたこの強い感情の揺さぶりこそが、『DEATH NOTE』という作品のダークサスペンスとしての格調を決定づけた要因と言えます。