開店前の原宿表参道沿いには、始発前から集まったファンが数千人規模で押し寄せた。入場整理券は配布開始からわずか数分で予定数に達し、近隣の店舗や通行人が思わず足を止めるほどの異様な熱気。目的は、今回のためだけに描き下ろされた限定ビジュアルのぬいぐるみとライフスタイルグッズだ。
徹夜組を防ぐための厳重な警備体制が敷かれるなか、先頭に並んでいた都内の20代会社員は興奮気味に語る。「半年前までは知る人ぞ知る存在だったのに、今や街中がこのリスだらけ。手に入らないと分かっていても並ばずにはいられなかった」。グッズを手にしたファンが歓喜の声を上げる光景は、2026年のポップカルチャーを象徴する一夜となった。