NAMUEは今後も日本のバレエ界において重要な役割を果たし続けるだろう。
日本のバレエ人口は増加傾向にある。特に幼少期からバレエを習う子どもが増えており、コンクールの需要も高まっている。NAMUEのような定期的に開催されるコンクールは、ダンサーたちに目標設定の機会を提供し続ける。
技術レベルも年々向上している。日本人ダンサーが海外の主要バレエ団でプリンシパル(最高位のダンサー)を務める例も増えてきた。国内コンクールのレベル向上は、こうした国際的な活躍を支える基盤となっている。
一方で、課題も存在する。バレエダンサーのキャリアパスは依然として厳しい。プロになれるのはごく一部で、多くのダンサーが別の道を選ぶ。バレエで培った身体性や芸術性を活かせる職業の選択肢を広げることも、業界全体の課題だ。
コンクールのあり方自体も進化している。従来の古典作品だけでなく、コンテンポラリーダンスの部門を設けるコンクールが増えている。多様な表現形式を認めることで、より多くのダンサーが自分の個性を発揮できる場が生まれている。