1990年代、テレビ画面の真ん中で輝いていた彼女の人生が大きく舵を切ったのは、大相撲の第65代横綱・貴乃花光司との結婚だった。華やかなアナウンサーの世界から一転、相撲部屋の女将という厳格な伝統社会へ。日本相撲協会を取り巻く激動の渦中で部屋の弟子たちを支え、裏方としての責務を果たし続けた日々は、決して平坦なものではなかった。
2018年の離婚劇は世間に大きな衝撃を与えた。長年連れ添った夫婦の選択は、マスメディアを連日賑わせたが、彼女自身は悲劇のヒロインとして留まることを拒んだ。離婚という大きな区切りを経て、彼女は再び自らの足で人生を歩み始める道を選んだのだ。