「世界的な知名度があれば自動的に選ばれる」と思われがちですが、実際の手続きは極めて形式的かつ厳格です。選考を統括しているのは民間団体であるハリウッド商工会議所(Hollywood Chamber of Commerce)であり、毎年6月に選考委員会が開かれます。
殿堂入りの資格を得るためには、以下の明確なハードルをクリアしなければなりません。
- 5年以上のプロフェッショナル実績:映画、テレビ、レコーディング(音楽)、ラジオ、ライブパフォーマンス、スポーツエンターテインメントの6部門のいずれかで顕著な業績を残していること。
- 慈善活動・社会貢献実績:エンターテインメント活動だけでなく、チャリティや地域社会への貢献度が評価対象となる。
- 本人の書面同意と式典出席の宣誓:推薦者(プロデューサー、ファンクラブ、レコード会社など誰でも可能)が申請する際、必ず候補者本人または遺族・マネジメントによる「選出された場合は式典に本人が出席する」旨の署名入り承諾書を提出しなければならない。
毎年約200〜300件のノミネートが集まる中から、選ばれるのは年間わずか20〜30組程度です。本人が式典への出席を拒否した場合(過去にはクリント・イーストウッドやジュリア・ロバーツが辞退・不参加の意向を示したと報じられています)、選出されることはありません。