芸能界に走った衝撃の大きさは、所属事務所であった吉本興業による突然の契約解除という形で決定づけられた。関係者への取材によると、決定が下される直前まで幹部陣との間で重苦しい協議が重ねられていたという。形式的な処分ではなく、事実関係の重さと社会的影響の甚大さを考慮した末の冷徹な決断であった。
契約解除の通告を受けた斉藤慎二は、取り乱すこともなく、ただ深く頭を垂れて事実を受け入れたとされる。華やかなスポットライトがすべて消え去った翌日からの生活は、まさに激変だった。自宅に籠もり、外部からの連絡を一切遮断する日々。鳴り止まないスマートフォンの通知を前に、過去の栄光が崩れ去っていく現実を一人噛み締めていたと知人は明かす。
だが、その失意の底で少しずつ芽生えたのは、自らが招いた事態に対する深い悔悟と、もう一度表現者として生き直すための道筋を探る意志だった。関係者の間では、段階を踏んだ再起のロードマップが極秘裏に描かれ始めている。