高校卒業後の進路はどう決める?リアルな割合と後悔理由を徹底解剖

高校卒業後の進路はどう決める?リアルな割合と後悔理由を徹底解剖

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進路選びで失敗したと感じる卒業生たちの証言を取材していくと、後悔の原因は成績の良し悪しではなく、決定に至るプロセスの歪みに集中しています。SNSやコミュニティ掲示板、卒業生への独自ヒアリングから見えてきたリアルな後悔の3大パターンを整理しました。

第1の要因は、「親や教員の勧めに逆らえず決めた受動的選択」です。都内の私立大学を卒業後、都内IT企業に入社した24歳男性は次のように語っています。
「高校時代、特にやりたいことが見つからず、担任と親から『とにかくMARCHレベルのどこかに入っておけば安心だから』と強く言われ、受かった学部に進みました。しかし、4年間で学んだ経営理論にも全く興味が持てず、講義をサボりがちになって単位を落とす日々。就職活動でも『なぜこの大学でこの学問を修めたのか』を一切語れず苦戦しました。あの学費と4年間があれば、本当に興味のあった映像制作の勉強に時間を使えたのではないかと、今でも悔やまれます」

第2の要因は、「専門学校の『好き』と『適性』を混同したミスマッチ」です。イラスト系専門学校を1年半で中退した22歳女性のケースです。
「絵を描くのが好きだからと専門学校に入学しましたが、現場で求められるのは自分の描きたい絵ではなく、クライアントの細かな仕様に合わせた商業デザインでした。毎日深夜まで課題に追われ、精神的に限界を迎えて中退。その後アルバイト生活を経て事務職に就きましたが、年間150万円近い学費のローンだけが残りました。趣味の『好き』と、職業としての『業務適性』は別物だと高校時代に教えてほしかったです」

第3の要因は、「学内・業界の出口調査を怠った就職ギャップ」です。地方の工業高校から大手製造業の工場に直行就職した21歳男性の手記には、次のような葛藤が記されていました。
「給与や福利厚生は安定していますが、3交代制の夜勤シフトが身体に合わず、体調を崩してしまいました。高校に届く指定校求人票には給与額と勤務時間しか書かれておらず、実際の現場の労働環境や20代・30代の離職率をOB・OGに聞く機会がありませんでした。高卒採用は学校斡旋のルールが厳しく、他社と比較検討する期間が極端に短かったことも後悔の引き金になりました」

中村 さくら
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中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。