2026年現在のキー局アナウンサー事情を見渡すと、全体的には若手の早期フリー化やテレビ離れによる制作費カットの影響で、局アナの給与上限は頭打ち傾向にある。TBSやフジテレビ、テレビ朝日といった他局でも、給与体系の見直しが進められてきた。
その中で水卜アナの立ち位置は完全に「孤高の存在」だ。局に莫大な視聴率と広告収入をもたらす功労者に対し、局側が最大級の待遇で報いるという「成功報酬型」のモデルを確立したからだ。他局が喉から手が出るほど欲しい人材を自社に留め置くためのコストとして、彼女の年収水準は日テレにとっても極めて合理的な投資と見なされている。