出費を極力抑えて自分で修理したい人に向けて、DIYで失敗しないための実践的なコツを紹介しよう。
最初の裏ワザは、シーズン終わりのオフシーズンにパーツを確保しておくことだ。秋口から冬本番にかけては需要が高まり、互換品番の在庫が品薄になることがある。型番に適合するガラス芯をネットショップやカインズの資材館などで1,000円台のセール価格で入手しておくのが賢い手法と言える。
実際の交換作業では、事故を防ぐために必ずタンク内の灯油を市販のポンプで完全に抜き取ることが鉄則となる。本体のカバーを取り外し、古い芯を引き抜いて新しい芯をセットする際、最も重要なのが「芯の出し幅(高さ)を全周で均一に整えること」だ。ここが歪んでいると不完全燃焼の原因になるため、指先で慎重に高さを揃えよう。
組み上げが終わったら、すぐに点火してはならない。新しい芯に灯油が十分に染み込むまで、最低でも20分〜30分程度放置するのが長持ちさせる最大の裏ワザだ。乾燥した状態で点火すると、一瞬で芯の先端が焦げ付き、寿命を著しく縮めてしまう。