「1合=180cc」。これは体積の基準であり、180ミリリットル、あるいは180立方センチメートルとまったく同じ量を指す。しかし、キッチンの現場で本当に必要なのは「重さ(グラム)」への換算だ。食材ごとに比重が異なるため、水と同じ感覚で計量すると、料理の仕上がりに大きな差が出てしまう。
まず基本となる水は、1ccが1グラムなので180gだ。日本酒も水分が主体であるため、およそ180gと考えて差し支えない。一方で、主食である生米(白米)は隙間ができるため、1合180ccの重さは約150gとなる。これが炊飯器で炊き上がると水を含んで膨らみ、およそ330g〜350g(茶碗約2杯分)へと姿を変える。玄米や無洗米の場合は密度が若干異なるため、無洗米なら1合あたり約158gとやや重くなる点も押さえておきたい。