広瀬川の清流沿いを歩くと、古い製糸工場や昭和の店舗を改修した洗練された空間が次々と目に飛び込んでくる。白井屋ホテルをはじめとするアートによる街づくりの波は、確実に地元の飲食業界へも波及した。
ここで楽しめるのは、単なる料理の提供にとどまらない。自然光が注ぎ込む吹き抜けのアトリウムや、コンクリート打ちっぱなしの壁に飾られた現代アートを眺めながら味わう昼食。まさに五感を揺さぶる体験だ。都内の有名店で研鑽を積んだ若手シェフが腕を振るう昼のコース料理は、東京の半額近い価格帯でありながら、仕込みから盛り付けまで一切の妥協がない。