アールデコ調の部屋を作り上げるには、特徴的なデザイン要素を理解することが不可欠です。空間の骨格を形作る主要なエレメントを見ていきましょう。
直線美と幾何学模様(サンバースト・シェブロン)
アールデコの最も視覚的な特徴は、洗練されたパターンデザインです。太陽の光が放射状に広がる姿を模した「サンバースト(Sunburst)」や、V字型が連続する「シェブロン(Chevron)」、扇形が重なるジグザグ模様などが多用されます。これらは壁紙やラグ、家具のインレイ(象嵌細工)として取り入れられます。
メタリックと光沢が織りなすマテリアルの魅力
空間に華やかさをもたらすのは、光を反射する贅沢な素材使いです。磨き上げられた真鍮(ブラス)やクロムメッキされた金属、なめらかな鏡面仕上げの木材、深みのある大理石が主役となります。さらにファブリックには肌触りの良いベルベットやシルクを合わせることで、硬質な金属感と柔らかな質感の美しい対比を生み出します。