通信費削減の選択肢として最も選ばれやすいのが、同じソフトバンクのネットワークを利用するサブブランド「ワイモバイル」や、オンライン専用プラン「LINEMO」への移行だ。グループ内での移行は手続きが極めてシームレスに設計されている。
しかし、ブランドを跨ぐ移動には見落としがちなデメリットが潜んでいる。最大の打撃となり得るのは、ソフトバンク契約に紐づいていた家族割引のカウント対象から外れることや、光回線とのセット割引(おうち割 光セット)の割引額変動だ。家族全体でソフトバンクを利用している場合、1人が抜けることで残された家族全員の月額料金が跳ね上がるケースがある。
加えて、長年利用してきた「@softbank.ne.jp」などのキャリアメールアドレスは、月額制の持ち運びサービスを有料契約しない限り即座に使用不能となる。PayPayポイントの付与率優遇など、ソフトバンクプレミアムの特典も失われるため、単に基本料金の差額だけを見て移行を決めるのは早計と言える。