1. 建築費用・部材コストの削減
住宅建築における開き戸や引き戸の設置には、ドア本体の代金だけでなく、枠材や敷居の取り付け工事費が発生します。これらをカットすることで、一般的に3万円から10万円前後のコストダウンが期待できます。限られた建築予算を他の優先設備へ配分することが可能になります。
2. ワンアクションで出し入れ可能な最高レベルの動線
両手に大きな買い物袋を抱えているとき、あるいは濡れた手で調理をしている最中、ドアを開ける動作は思いのほか負担です。扉がなければ視界に入ったものをダイレクトに手に取れます。動作の停滞が一切ありません。
3. 湿気や熱気がこもらない良好な通気性
根菜類や米、レトルト食品などを保管するパントリーにとって、カビや湿気は大敵です。密閉された扉付きパントリーは定期的な換気を怠ると湿気がこもりやすくなりますが、オープン型であれば常にリビングやキッチンの空調が循環し、一定の環境を保ちやすくなります。
4. キッチンスペース全体の開放感
小さな間取りのキッチンにおいて、扉の存在感は思いのほか圧迫感を与えます。壁や扉で仕切らないことで空間に奥行きが生まれ、狭小住宅であってもキッチンまわりを広く見せる視覚効果が得られます。